防災頭巾カバー(背もたれ式)の生地は何メートル必要か
お手元の防災頭巾の実寸(幅・高さ・厚み)を入れてください。椅子の背もたれに掛けて使うカバーの、必要な生地の長さを買い物リストの形で出します。ふた・背もたれポケット・裏地の有無、キルティング105cm幅に何段で並ぶか、柄合わせ(リピート)まで計算します。
背もたれ式カバーは、どんなパーツでできているか
このツールでは、背もたれ式の防災頭巾カバーを次のパーツの組み合わせとして計算しています。作り方の手順には触れず、必要な布の量だけを出します。
- 本体(前・後ろ) — 頭巾を入れる袋。前と後ろの2枚を縫い合わせる形。
- ふた — 入れ口をふさぐ布。表・裏の2枚(裏地ありなら裏は裏地)。
- 背もたれポケット — 本体の後ろに付けて、椅子の背もたれに差し込む袋。
このツールがやっている手順
まちを付けず、頭巾の厚みを前と後ろに半分ずつ振り分ける考え方です。左右それぞれで厚みの半分が回り込むので、1枚あたり「厚み1つ分」を幅に足しています。
底の側だけ厚みの半分が回り込み、入れ口の側は折り返し(裏地ありなら縫い代)になります。
段の高さは、その段でいちばん背の高いパーツで決まります。本体2枚が横に並んだ残り幅に、ふたやポケットが入るかどうかで段の数が変わります。
キルティング105cm幅で「1段に収まるか」が分かれ目
キルティング生地は105cm前後の幅で売られていることが多く、本体の幅が40cm前後なら前と後ろの2枚は横に並びます。ところが3枚目(ふたやポケット)は幅が足りずに次の段へ送られます。この「段が1つ増えるかどうか」で、必要な長さが10〜20cm単位で変わります。
柄に向きのないキルティングなら、パーツを90度寝かせて並べると段の数が減ることがあります。このツールの「裁断の向き」では両方を試して短い方を選んでいます。兄弟の分などで2枚・3枚まとめて作ると、1枚あたりの生地は少なくて済むことが多いので、枚数を変えて確かめてください。
柄合わせが要る生地は、なぜ多く要るのか
ここが早見表では扱えない部分です。キャラクターや大きな模様が一定の間隔で繰り返す生地で、前面の柄の位置をそろえたい場合、段の高さを柄のリピートの整数倍に切り上げる必要があります。
たとえば高さ53cmの本体を、リピート20cmの生地で裁つ場合。53 ÷ 20 = 2.65 なので3リピート分、つまり60cm使うことになります。上の入力欄でリピートを入れると、その差がそのまま必要量に出ます。上下の向きが決まっている一方向柄は、90度回して並べる逃げ道が使えないため、チェックを入れるとたて地に固定されます。
生地のほかに要るもの
- 面ファスナー — ふたを留める場合。上の買い物リストに長さの目安(本体の内側の幅から両端2cmずつ引いた長さ)を出しています。
- ミシン糸 — キルティングには普通地用(60番)より太めの30番が向くことがあります。 → ミシン糸の必要量
- 名前を書く布・タグ — 園の指定があれば合わせてください。
ほかの計算もまとめてどうぞ
- キルティング生地で作るときの必要量 — 厚みで縫い代が変わる生地の選び方と計算。
- 入園入学グッズの生地計算 — レッスンバッグ・上履き入れなど、まとめて作るときの合計量。
- ランドセルカバーの生地必要量 — 入学準備のもう一つの定番。
- 柄合わせ(リピート)と必要量 — 大柄・一方向柄でどれだけ余分に要るかを詳しく解説しています。
- はじめてのミシンの選び方(初心者向け) — キルティングの重なりに負けないミシンの見分け方。